宇川独走!ガードナーに並ぶ歴代最多タイ4勝目!
<2004鈴鹿8時間耐久ロードレース>◇決勝◇最終日◇25日◇三重・鈴鹿サーキット(1周5・821キロ)◇出走69台、完走48台◇晴れ、気温30・7度◇観衆7万人
宇川徹(31)が独走Vでワイン・ガードナー(オーストラリア)に並ぶ歴代最多の4勝目を飾った。井筒仁康(33)と組んで、2位スタートとなった決勝レース。転倒など上位陣のアクシデントが続く中、宇川組はノーミスで最多の210周を走り抜いた。宇川は4勝目、井筒は初勝利。2位は1周遅れで渡辺篤(27)加賀山就臣(30)組、3位は2周遅れで浜口俊之(34)森脇尚護(21)組が入った。
宇川が英雄ガードナーの最多優勝回数に並んだ。パートナーの井筒がチェッカーフラッグを受けるのを見届けると、会心の笑顔。「今回は完ぺきでした。井筒さんのおかげだし、支えてくれたスタッフに感謝したい」と涙も見せた。昨年はリタイアでホンダワークスの連勝を6で止めてしまった。今年ももう1つのワークス勢、清成組が8周でリタイア。宇川は「重圧はあったが、自信もあった」と、自身00年以来の優勝に到達。会見では「年齢も年齢だけに早く5、6勝目を挙げたい」と前人未到の記録を力強く約束した。
[7月26日付紙面から]
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