18年ピョンチャン・オリンピック(平昌五輪)銀メダルの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が35分間の練習で、4回転ジャンプを22本着氷させた。

【フィギュアスケート】日程と結果

午前に本番会場で初練習した後、午後に練習用リンクで行った調整。フリー「ボレロ」の曲をかけての通しで、4回転トーループが2回転に抜けた後、スイッチが入った。

プログラムのジャンプ構成を度外視し、4本の失敗を経て4回転-3回転の連続トーループを成功。通しが終わると、同じ連続ジャンプを軸に、フリップ、サルコー、ループも着氷させた。4回転-3回転の連続トーループは計10本。充実した内容にも「まだ本調子じゃない」と涼しい表情で引き揚げた。【松本航】