銅メダルを獲得した団体戦のSPで105・46点の自己ベストを記録した宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が、衣装を戻して最終調整した。

団体戦では赤と黒の衣装を着て「せっかく作ったのに着る機会がなかった。もう1つのコスチュームがすごく評判がいい。どこかのタイミングで(赤を)着ようと思っていて、今回着ました」と明かしていたが、この日はグレーのものに戻した。

SP「オーボエ協奏曲」をかけての通しでは、冒頭の4回転フリップの着氷が乱れた。それでも4回転-3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半)を決め、以降も4回転ジャンプを中心に時間いっぱい確認した。

男子SPは8日午前9時15分(日本時間同10時15分)に始まり、宇野は第4グループ4番目の22番滑走。午後0時25分(同1時25分)ごろに登場する。【松本航】