94年ぶりの五輪3連覇、前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだ羽生結弦(27=ANA)は、4位で北京五輪を終えた。

8位だったショートプログラム(SP)で95・15点、フリーで188・06点。合計283・21点だった。冒頭で挑んだクワッドアクセルで転倒し、その後も追い上げを見せたが、表彰台には届かなかった。

演技後の一問一答は以下の通り。

--演技を振り返って

羽生 「正直、全部出し切ったというのが正直な気持ちです。明らかに前の大会よりもいいアクセルを跳んでましたし『もうちょっとだったなあ』とかって思う気持ちもあるんですけど、あれが僕の全てかなって。それと、もちろんミスをしないってことは大切だと思いますし、そうしないと勝てないのは分かるんですけど、でもある意味、あの前半2つのミスがあってこその、この『天と地と』っていう物語が、ある意味できあがっていたのかなと思います」

--自身の挑戦を振り返って

羽生 「いやもう、一生懸命頑張りました。正直、これ以上ないくらい頑張ったと思います。報われない努力だったかもしれないですけど、確かにショートからうまくいかないこともいっぱいありましたけど、むしろうまくいかなかったことしかないですけど。でも、一生懸命頑張りました」

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