2月4日に開幕する北京オリンピック(五輪)に向けて29日、日本選手団の結団式が行われる。

開催地の北京ではすでにアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」ら、一部の日本選手が練習。運営側も厳格な新型コロナウイルス対策で、大会の成功を目指している。

報道陣も毎日、新型コロナウイルスの検査を受ける必要がある。宿泊先のホテル横にはブースが設置され、ブース外のスタッフにアクレディテーションカード(大会参加資格証)を提示。承認されると、ブース内のスタッフが透明のアクリル板越しに口から検体を採取する。

ホテルの周りは工事現場のように壁で囲われており、移動の際はメディア用シャトルバスに乗車。バスが壁の前で一時停止し、そうして扉が開かれる仕組みとなっている。

徹底的な感染対策を施し、各国からの関係者を迎え入れる。(北京=松本航)