2020年東京パラリンピックに向け、女子レスリングの吉田沙保里ら著名人が29日、選手発掘の大切さをツイッターなどで訴えた。

 吉田沙保里(ツイッター) パラリンピック発掘は今年までです!

まだまだ選手が足りないようです!

 身近にスポーツできそうな方がいれば

 下記サイトより是非ご紹介ください。測定員が測定に来てくれて診断してくれるそうです!

 http://dosa.or.jp/jal_project.html

 藤原紀香(フェイスブック) パラリンピックについての大事なこと、

 私も賛同します…

 一人でも多くの方に届きますように

 親愛なる皆様、ご協力宜しくお願いいたします

 歌手大黒摩季は、公式ホームページで「年内に代表候補を見つけて2018年の世界大会に出場しないと、2019年の代表選考会に出られないようです」などと記した。

 パラリンピックに関心の高い著名人のメッセージ発信を呼び掛けたのは、スポーツ能力発見協会(DOSA)の大島伸矢理事長だ。大島氏によると、日本では22種目の競技のうち8種目(陸上、テコンドー、ポッチャ、パワーリフティング、バドミントン、自転車、柔道、トライアスロン)が特に不足しているという。スポーツ庁も選手発掘への活動を本格化させ、インターネットなどを通じて選手を募集しているが、苦戦している。

 大島氏 パラスポーツ(障がい者スポーツ)が日本に根付き、盛り上がっていくためには、競技人口の拡大によって選手層の厚みを増していくことが不可欠です。テコンドーの伊藤力選手が、昨年1月に競技を始め、3カ月後の4月に国際大会に出始めて、今では優勝を重ねているケースもあります。何とか年内に選手を発掘し、今からでも東京パラリンピックに間に合わせたい思いです。

 大島氏が主宰するDOSAでは、東京五輪・パラリンピックのオフィシャルエアラインパートナーのJALと提携し、さまざまな活動をしている。その取り組みで発足した「JALネクストアスリートプロジェクト」で、東京パラリンピック出場を目指す選手を発掘するべく、競技開始の希望者と面会。さまざまなスポーツ能力の測定を行い、取り組める競技種目のアドバイスをしているという。

 

 この活動に賛同する著名人は多く、野田聖子衆院議員、乙武洋匡氏、フットサル日本代表の森岡薫もメッセージを発信。今後も増えていきそうだ。