リオデジャネイロパラリンピック、トライアスロン6位の秦由加子(36=マーズフラッグ・稲毛インター)が27日、東京・神田明神で行われた浴衣のファッションショー「アスリート神前コレクション2017」にピンクの浴衣で登場。

 大胆に裾をまくり、右脚の義足を見せた。「義足でも浴衣を着られて、げたもはけるということを多くの方に知ってもらいたい」とアピールした。秦は13歳の時に骨肉腫で右脚を大腿(だいたい)部から切断。競泳選手として活躍した後、13年にトライアスロンに転向した。七夕用の短冊には、「障がいのあるなしにかかわらず、個性が認められる社会になるよう」願いを込め、「個性が光る日本になりますように」と記した。