女子400メートル(視覚障害T13)で佐々木真菜(19=東邦銀行)は、1分0秒17で6位だった。

 初出場の新鋭らしくスタートから積極的に飛ばしたが、後半はいまひとつスピードに乗り切れなかった。今季、3度も日本記録を更新した絶好調娘は、自身の日本記録59秒90を上回る59秒台前半を目標タイムに設定していただけに「納得いくタイムでなくてがっかりです。後半は自分の意思とは別に足が動かなくて」と残念そうだった。

 もっとも初出場の今大会は200メートルで5位、400メートルで6位と順位としては目標を達成した。「結果はまずまずかな。こんな人数で走ることはめったにないので、ありがたい。自分の力不足は分かった。9月に地元福岡であるジャパンパラ大会で地元に貢献できるような走りをしたい」と、今大会の経験を将来の大きな肥やしにするつもりだ。