男子800メートル(車いすT54)で、鈴木朋樹(23=トヨタ自動車)は1分39秒64で5位だった。第4日(17日)に行われた決勝レースで4選手が衝突・転倒し、再レースとして行われた。

 「とても気持ちのいいレースでした。実力のすべては出し切れたと思います」。鈴木はさわやかな笑顔でレースを振り返った。今大会は1500メートルでも7位。2度目の出場で「決勝レースを走る」という最低目標は果たしたが、世界との差も痛感した。

 20年東京ではメダルを期待されるホープ。「この大会は次の大会のバネになります」。来年10月のアジアパラ、次回世界選手権でステップアップして、3年後の大舞台へ向かう。