男子400メートルリレー(切断など)で日本(芦田創、佐藤圭太、多川知希、池田樹生)は44秒20で、リオデジャネイロ・パラリンピックに続いて銅メダルを獲得した。アンカーの池田は出場4チーム中最後の4着でゴールしたが、レース後に1着でゴールした米国がレーンを内側に踏み越えたため失格となり、やはり米国の失格で繰り上がったリオ大会と同じ形で表彰台に上がった。

 リオ大会でアンカーを走った35歳の山本篤がメンバーから外れ、20歳の池田がアンカーで起用されたが、タイムはリオの44秒16から44秒20に下がった。1走の芦田は「ここまで複雑なメダルってないです。このメダルを自分たちでどう評価するか。ラッキーと思うのか、こういう取り方で悔しいと思うか。しっかり反省したい」と戸惑いの表情を見せていた。