男子5000メートル(知的障害)決勝で中川大輔(27=三菱自動車)は15分7秒41で4位に終わり、連覇を逃した。

 金子遼(27=滑川走友会)は7位、木村雄哉(33=PERSOL)は11位だった。中川は3000メートル付近まで日本記録を上回るペースでメダル獲得に期待が膨らんだが、残り1周で3位争いをしていたウクライナの選手に離された。もっとも日本記録15分6秒10に1秒31に迫る自己ベスト記録の力走。「ラストが伸ばせなかったです。お母さんとコーチの声が聞こえましたが、ラストは聞こえなかったです。次はまたメダルを取りたいです」と話した。