パラ水泳の木村敬一(27=東京ガス)山田拓朗(26=NTTドコモ)ら日本代表の主力選手が26日、世界選手権開催が予定されたメキシコ市から帰国した。

 30日からの大会に備え18日に現地入りしたが、翌19日の地震で大会は延期。練習用プールも使用できずに1週間ホテルで待機した木村は「安心して暮らせてこそのスポーツ。大会がないのは残念ですが、金メダルよりも大切なものはある」と、被災地の状況に思いをはせながら話した。