29回目を迎えた日本パラ陸選手権が、高松市の屋島レクザムフィールドで開幕した。

同施設は6000人収容で棒高跳びの公式競技が開催できる日本初の室内競技場が併設され、天然芝のフィールドはサッカーやラグビーにも使用可能。各所にスロープやエレベーターなどを備えたユニバーサルデザインで、昨年4月にリニューアルオープンし、名称も高松市屋島競技場から新しくなった。

パラスポーツの拠点としても活用可能なことから、高松市が大会招致に動いて開催が実現した。源平合戦の地として知られる屋島を背景に、ブルーを基調としたトラックと緑の芝のフィールドでパラアスリートたちの戦いが繰り広げられる。