女子100メートル平泳ぎ(視覚障害SB13)で、辻内彩野(22=OSSO南砂)が1分22秒08の日本新で優勝した。自身が今年9月のジャパンパラ(横浜)でマークした1分22秒60を更新した。10月のジャカルタ・アジアパラ大会では6種目に出場して銅メダル4つを獲得したが、100メートル平泳ぎは4位に終わっていた。

男子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB6)では、パラリンピック4大会連続出場で12年ロンドン大会銀メダルの中村智太郎(34=日阪製作所)が1分24秒85の日本新で優勝。アジアパラで銀メダルを獲得した時の1分25秒37を上回った。

男子50メートル背泳ぎ(運動機能障害S4)では、今年から障害の重いクラスに変更になった鈴木孝幸(31=ゴールドウイン)が50秒79の日本新で勝ち、アジアパラ5冠の実力を示した。同800メートル自由形(視覚障害S11)の世界記録保持者・富田宇宙(29=日体大大学院)は50メートルバタフライで27秒台を狙ったが、28秒83にとどまった。