無差別級で行われた女子は、今月の世界選手権58キロ超級で銅メダルを獲得した太田渉子(29=ソフトバンク)が、決勝で杉本江美(リンクステコンドーアカデミー)を58-14の大差で破って優勝した。

男子は2階級で行われ、61キロ級は第一人者の伊藤力(33=セールスフォースドットコム)が重水浩次(クマモトテコンドーアカデミー)を30-11、同61キロ超級は世界選手権75キロ級銅メダルの工藤俊介(25=ダイテックス)が石原和樹(洪人館)を18-0で下して優勝した。

パラテコンドーのキョルギは上肢に障害のある選手の種目で、20年東京パラリンピックで初めて行われる。ルールは健常者のテコンドーとほぼ同じだが、頭部の攻撃は禁止。男女とも体重別に3階級と障害の程度によって4つのクラスが設けられている。

【女子(出場3人)】▽準決勝

杉本江美(リンクステコンドーアカデミー)30-8伊藤幸枝(榊原道場)

▽決勝

太田渉子(ソフトバンク)58-14杉本江美

【男子61キロ級(出場5人)】▽準々決勝

田中俊佑(憲守会)27-25長谷川勝久(TAESUNGテコンドー道場)

▽準決勝

伊藤力(セールスフォースドットコム)22-2田中俊佑

重水浩次(クマモトテコンドーアカデミー)28-4鴨脚知永(DTSテコンドースクール)

▽決勝

伊藤力30-11重水浩次

【男子61キロ超級(3人出場)】▽準決勝

石原和樹(洪人館)42-33阿部正太(東京足立)

▽決勝

工藤俊介(ダイテックス)18-0石原和樹