リオデジャネイロ・パラリンピックで銀2つ、銅2つのメダルを獲得した木村敬一(28=東京ガス)が、男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で1分1秒17のアジア新記録をマークし、世界選手権参加標準記録をクリアした。ライバルの富田宇宙(30=日体大大学院)も1分2秒68の自己ベストで標準記録を上回った。

昨秋のジャカルタ・アジアパラで5冠を獲得した鈴木孝幸(32=ゴールドウイン)は同50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)を50秒09で標準記録突破。中村智太郎(34=日阪製作所)は同100メートル平泳ぎ(同SB6)で1分24秒79の日本新をマークして代表権を手に入れた。

女子では一ノ瀬メイ(21=近大)、池あいり(20=日体大)の期待の若手2人が個人種目での世界選手権代表入りを逃した。

大会2日間で男女計13選手が22種目で標準記録を突破し、20の日本新記録が生まれた。

世界選手権は7月29日から8月4日までマレーシアのクチンで開催予定だったが、国際パラリンピック委員会が1月末に同国から開催権を剥奪。同じ時期に他国での開催を目指して調整が続けられている。