昨年6位の埼玉ライオンズが、2年ぶりの優勝を飾った。

インドネシア2018アジアパラ競技大会で日本代表に入った赤石竜我(18)が11得点でチームをけん引した。試合開始直後に6点のリードを許したが、気持ちを切らさず攻守に存在感を発揮。第2Qでは7得点をマークし、相手を突き放した。「去年は主力が参加できなくて最下位だったけど、一昨年までは3連覇していた。勝てて良かった。序盤は苦しんだが、崩れなかった」と胸を張った。

2年連続で協会の強化指定選手に選ばれ、昨秋は日本代表に上り詰めた。フォワードとして正確なシュートに加え、ガード並みのパスも光り、ゲームメークにもたける。今春から大学に進学する若手のホープは「来年は東京五輪。自分は狙える位置にいると思う。もっとアピールしていきたい」と自信を見せた。