“レジェンド・バタフライ”の優勝はならなかった。女子車いす5の決勝リーグ最終戦で、71歳の別所キミエ(ドマーニ卓球ク)が韓国選手に1-3で敗れて2勝1敗、銀メダルにとどまった。

男子立位9の優勝候補、世界ランキング4位の岩渕幸洋(24=協和キリン)は決勝トーナメント準決勝でオーストラリア選手に1-3で屈し、銅メダルに終わった。

女子知的障がい11で決勝対決も期待された世界ランキング7位の古川佳奈美(22=博多卓球ク)と同10位の伊藤槙紀(34=ひなり)は準決勝で敗退し、そろって銅メダルを獲得した。

男子立位10で垣田斉明(35=八代市役所)、女子立位8で友野有理(19=日体大)が優勝した。

今大会は20年東京パラリンピック前としては、日本国内で最初で最後の国際試合として開催されている。