女子SU5(上肢障がい)準決勝で、鈴木亜弥子(32=七十七銀行)が豊田まみ子(27=ヨネックス)との日本人決戦を2-0(21-12、21-8)で制し、決勝進出を決めた。

世界ランキング、東京パラリンピック出場ランキングの両方で1位をキープする実力者が、ショットの精度と角度で豊田を圧倒した。コートの対角線上を広く走らせ、十分な体勢をつくらせない。ミスを誘いながら、ネット際に落とすカットショットもさえわたった。

「今日のコートはシャトルが飛びました。最初はラインオーバーのミスがありましたが、途中で修正できたのでよかったです」。鈴木はベテランらしい対応力、修正能力でも国内のライバルを上回った。現在はフットワークを改善中で、より大きなステップでコートを速く、広くカバーすることを目指している。

決勝で対戦するのは楊秋霞(中国)。8月の世界選手権(スイス)決勝で連覇を阻まれるなど、今年は4連敗と押されている。「決まったと思っても拾われてしまう楊さんのプレーを参考にしてフットワークを変えています。今回はぜひ勝ちたいです」。最強ライバルのプレースタイルを貪欲に吸収して今年初勝利を挙げれば、大会3連覇を達成できる。