女子SU5(上肢障がい)で世界ランキング、東京パラリンピック出場ランキングともに1位の鈴木亜弥子(32=七十七銀行)が豊田まみ子(27=ヨネックス)との日本人決戦を2-0(21-12、21-8)で制し、大会3連覇に王手をかけた。17日の決勝では8月の世界選手権(スイス)決勝で敗れるなど、今年4連敗中の楊秋霞(中国)と対戦する。鈴木はSL3(下肢障がい)伊藤則子(43=中日新聞社)とのダブルスでも決勝に進んだ。

女子SL4(下肢障がい)では藤野遼(23=福岡大)がサグエイ(ノルウェー)を2-1(23-21、11-21、21-14)で破り、決勝進出。初優勝をかけて程和芳(中国)と対戦する。

女子WH1(車いす)の世界選手権女王・里見紗李奈(21=NTT都市開発)はスジラット(タイ)に1-2(21-16、19-21、17-21)で逆転負けしたが、WH2(車いす)山崎悠麻(31=NTT都市開発)とのダブルスでは決勝に勝ち上がった。

男子WH2の梶原大暉(18=福翔高)、同SU5の今井大湧(21=日体大)も決勝進出を逃した。