女子SU5(上肢障がい)で鈴木亜弥子(32=七十七銀行)が大会3連覇を達成した。楊秋霞(中国)に2-0(21-19、22-20)のストレートで快勝。17年の世界選手権決勝で勝って以来、5連敗中だったライバルを2年ぶりに倒して、世界ランキング、東京パラリンピック出場ランキングでともに1位をキープするベテランが意地を見せた。

女子SL4(下肢障がい)で2年ぶりの出場で初優勝を狙った藤野遼(23=福岡大)は、程和芳(中国)に0-2(11-21、12-21)で敗れた。

女子WH1-2(車いす)ダブルスでは里見紗李奈(21)山崎悠麻(31=NTT都市開発)組が決勝で中国人ペアに2-1(14-21、25-23、21-15)で逆転勝ちし、連覇を果たした。