来春の国際大会派遣選考会を兼ねて行われ、男子81キロ級・北薗新光(28=アルケア)、同100キロ超級・正木健人(32=エイベックス)、女子57キロ級・広瀬順子(28=伊藤忠丸紅鉄鋼)の東京パラリンピック出場が決定的になった。

日本視覚障害者柔道連盟は昨年の世界選手権から来春までの4つの国際大会の獲得ポイント最上位者を東京大会代表とする方針で、この日優勝した3人は1大会を残して1位が確定した。

北薗、正木は3大会連続となり、正木は12年ロンドン大会で金、16年リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得している。

広瀬は夫で90キロ級の広瀬悠(40=伊藤忠丸紅鉄鋼)と一緒にリオ大会出場して銅メダルを獲得し、日本女子選手で初めて表彰台に立った。

東京では男子7階級、女子6階級が行われ、日本は各階級に開催国枠1を持っている。日本連盟は来春の指定国際大会終了を待って男女13階級の獲得ポイント最上位者を日本パラリンピック委員会に代表選手として推薦する。