男子61キロ級は75キロ級から階級を落とした田中光哉(27=ブリストル・マイヤーズスクイブ)が優勝し、代表に内定した。

3人総当たり戦で阿渡健太(33=日揮ホールディングス)に48-24、伊藤力(34=セールスフォース・ドットコム)に38-15で連勝した。

男子75キロ級は2人の争いになり、昨年の世界選手権銅メダルの工藤俊介(26=ダイテックス)が星野佑介(18=東京都市大等々力高)を15-11で振り切った。

女子58キロ超級は、代表候補が距離スキーのパラリンピックメダリストから転向した太田渉子(30=ソフトバンク)1人だけで、そのまま代表に内定した。

パラテコンドーは東京パラリンピックの新競技で、上肢に障がいを持つ選手が戦うキョルギ(組手)の男女各3階級が行われる。日本には全6階級中、女子1を含む3階級に1つの開催国枠が与えられており、代表候補の条件を満たす強化指定、育成指定選手によって代表選考会が行われた。2月上旬の理事会で3選手の内定が承認される。