国際パラリンピック委員会(IPC)は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来年に延期された東京パラリンピックに向けたテコンドー、車いすラグビー、シッティングバレーボール、馬術の4競技について新たな予選方式を発表した。

IPCは延期の決定前に各国・地域の選手が獲得した出場枠を来年まで維持することを決めている。今回の発表でもテコンドーの3つの開催国枠はそのままで、男子61キロ級の田中光哉(27=ブリストル・マイヤーズスクイブ)、同75キロ級の工藤俊介(26=ダイテックス)、女子58キロ超級の太田渉子(30=ソフトバンク)がすでに代表に内定している。車いすラグビー、男女シッティングバレーボールの開催国枠も維持された。

IPCは4月30日に陸上、競泳など11競技の予選方式を発表しており、残り7競技についても今月末までに明らかにする見込み。