全日本テコンドー協会が9日までに東京パラリンピックの代表内定選手による強化合宿の開催を決めた。

新型コロナウイルス感染拡大に対応する緊急事態宣言の解除を受け、今月1日の理事会で実施方針が確認されていたが、18日から24日まで横浜市内、さらに7月8日から22日まで東京都内の味の素ナショナルトレーニングセンターの日程が固まった。

パラテコンドーは東京大会の新競技で、キョルギ(組手)の男女3階級ずつが行われる。日本には全6階級中、女子1を含む3階級に1つの開催国枠が与えられており、1月26日の選考会で男子61キロ級の田中光哉(27=ブリストル・マイヤーズスクイブ)、同75キロ級の工藤俊介(26=ダイテックス)、女子58キロ超級の太田渉子(30=ソフトバンク)が代表に内定。その後、新型コロナウイルスの影響で東京大会が延期されたが、全日本協会はその資格を維持することを決定している。

内定選手による強化合宿はコロナウイルス感染拡大前に1度行われており、今回の日程が2、3回目になる。