日本知的障がい者卓球連盟は13日、FIDジャパン・チャンピオンシップが行われた神奈川県立スポーツセンターで強化部会を開き、来年5月にスロベニアで開催される東京パラリンピック世界予選トーナメントの男子に加藤耕也(27=あいおいニッセイ同和損保)、女子に伊藤槙紀(36=ひなり)を派遣する方針を固めた。理事会の承認を受けた上で正式決定する。

加藤は世界ランキング8位で、ジャパン・チャンピオンシップでは東京パラ代表内定の浅野俊(19=PIA)、竹守彪(27=TOMAX)に続く3位になった。リオデジャネイロ・パラリンピック代表の伊藤は、チャンピオンシップで2年連続11度目の優勝を狙いながら6位に終わったものの、世界ランキング8位で代表内定の古川佳奈美(23=博多卓球クラブ)に次ぐ存在だ。

世界予選トーナメントで優勝すれば、東京パラリンピック代表権が獲得できる。