東京パラリンピックで金メダルが期待される女子WH1(車いす)の里見紗李奈(22=NTT都市開発)が3連覇を飾った。

5人出場の総当たりリーグ最終戦で、同じ3連勝の福家育美(35=ダイハツ)に2-0(21-8、21-5)で快勝。2日間4試合ストレート勝利で、合計8ゲームをすべて1桁失点に抑え込んだ。昨年の世界選手権を初出場で制し、東京パラ出場を争う世界ランキングでもトップに立つなど、国内外無敵の快進撃が続く。

女子WH2(車いす)では、里見とのダブルスで東京パラランキング1位の山崎悠麻(32=NTT都市開発)が小倉理恵(34=ブリヂストン)を2-0で下し、第1回大会から6連覇を達成した。同SU5(上肢障がい)は世界選手権を2度制している鈴木亜弥子(33=七十七銀行)が2年ぶりに頂点に立った。

男子SL3(下肢障がい)は藤原大輔(26=ダイハツ)が6連覇、同SU5は今井大湧(22=日体大)が4年連続5度目の優勝。同WH2では梶原大暉(19=日体大)が2連覇を果たした。