日本車いすバスケットボール連盟(JWBF)は10日までに、国際パラリンピック委員会(IPC)の障がいクラス分け基準に準拠した国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)の選手の再審査プロセスで、日本選手30人全員がパラリンピック出場資格を満たしていると判定されたことを明らかにした。

今回、再審査の対象になったのは今夏の東京大会に出場する国の1・0から3・5まで6つの障がいクラスのすべての現役選手らが中心で、日本選手は男子16人、女子14人が対象になっていた。JWBFは選手名を公表していない。

IPCは昨年1月、IWBFが独自のクラス分け基準を持つのはルール違反とし、IPCの基準に従わなければ車いすバスケットボールを東京大会から除外する可能性もあると警告。その時点で24年パリ大会からの除外も発表した。

これを受けたIWBFはIPCの求めに応じ、最初に障がいの軽い4・0、4・5クラスで東京大会に出場する可能性のある選手に対して再審査を実施。日本で対象になったのは男子6人、女子8人で、9月にはそのうち女子1人が不適格と判定された。IWBFはその後も1・0から3・5と前回資料を提出しなかった4・0、4・5クラスの選手に対しての再審査を継続していた。

◆車いすバスケットボールのクラス分け 障がいの種類や程度で持ち点が定められている。最も重い1・0から最も軽い4・5まで0・5点刻みで8クラスで、コート上の5人の持ち点合計は14点以下でなければならない。1・0は腹筋や背筋などの体幹機能が効かず、座ったままでも体のバランスを取ることが難しい状態。4・5は片大腿(だいたい)切断や軽度の下肢障がいで体幹の両側への側屈運動が可能な状態。