日本車いすラグビー連盟(高島宏平理事長)が14日、「ダイバーシティ社会における活動宣言」を文書で公表した。

同連盟はその特長を「競技特性として、さまざまな障がいのある選手が所属していることに加え、男女混合チームで戦う、ダイバーシティを体現している競技の1つであると自負しています」と説明。男女混合で構成された日本代表は、18年の世界選手権(オーストラリア)で優勝を果たし、東京パラリンピックでも金メダル獲得を目標に強化を進めている。

東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を辞任した森喜朗氏(83)に対して、車いすラグビーも含めたラグビー界、及びスポーツ界への尽力に謝意を表しつつ、日本オリンピック委員会臨時評議員会での女性蔑視発言について「当連盟が目指す姿と異なる発言だと感じています。また、本来はダイバーシティを体現する場としてあるべき東京五輪・パラリンピックに対してネガティブな印象が生じてしまったことを大変残念に思う」と指摘した。

同連盟はパラリンピック競技で唯一「ラグビー」の名がつく競技団体として、以下の活動宣言を明らかにした。

【活動宣言】

1 当連盟は車いすラグビーというスポーツ競技を通じて、ダイバーシティを体現します

2 連盟の運営に関してもジェンダー、障がいの有無などにとらわれずに、ダイバーシティの実現に向け努します

3 今後決まっていく組織委員会の新体制に対して協力体制を取り、東京五輪・パラリンピックの開催に向けて尽力します

4 来る東京パラリンピックにおいて、金メダルを目指して戦うことによって、あらためてダイバーシティの力を体現してまいります