愛知県立一宮特別支援学校が、オンライン決勝戦で初の日本一に輝いた。

予選を勝ち上がった小牧特別支援学校(愛知)、福井特別支援学校を合わせた3校が、それぞれの学校の体育館や練習場で、大会本部から出された課題にチャレンジ。難しい試合状況から何点取れるかを競い合い、アスリート発掘プロジェクト「Jスター」の3期生トリオ、神田逞太、鈴木晴也(高等部1年)黒木幸雄(同2年)に鈴木潤大(同1年)を加えた一宮が優勝を決めた。主将の神田は「優勝できてうれしい。来年の大会も勝てるように練習していきたい」と感激していた。小牧が2位、福井が3位だった。

大会は一昨年の第4回大会まで、出場校が東京都内の会場に集まって開催されてきた。新型コロナウイルスの影響から1年の空白を置いて、今回は「withコロナ」というテーマを掲げ、オンラインで実施。2月の予選には全国から43校44チームが参加し、課題に取り組む様子をビデオ撮影して大会本部に送り、審査を受ける形式で決勝進出の3チームが決定していた。