女子50メートル背泳ぎ(運動機能障がいS2)で山田美幸(14=WS新潟)が1分5秒44の日本新記録をマークした。昨年11月の秋季記録会で自ら出した日本記録を6秒近く更新し、東京パラリンピック代表への指標になる派遣基準記録を10秒以上も上回るタイムで、一気にメダル有力候補に浮上した。

同100メートル平泳ぎ(知的障がいSB14)では19年世界選手権代表の芹沢美希香(20=宮前ドルフィン)が1分18秒67の日本新記録を樹立した。

男子100メートル平泳ぎ(運動機能障がいSB6)で、東京でパラリンピック5大会連続出場を狙う中村智太郎(36=HISAKA)が1分24秒45、同50メートルバタフライ(運動機能障がいS5)では日向楓(15=宮前ドルフィン)が36秒69の日本新記録で泳いだ。

大会は昨年11月に宮城県で開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期された。東京パラの代表選考は5月のジャパンパラ大会(横浜)で行われる。