男子100メートルバタフライ(知的障がいS14)で東海林大(21=三菱商事)が、自らの記録を3年ぶりに更新する55秒68のアジア新記録をマークして優勝した。東海林は19年9月の世界選手権(ロンドン)で200メートル個人メドレーを世界新記録で制し、東京パラリンピック代表に内定している。

同50メートル自由形(運動機能障がいS5)の日向楓(15=宮前ドルフィン)は36秒86を刻み、6日の50メートルバタフライに続く日本新記録となった。

女子50メートル自由形の視覚がいS11で石浦智美(33=伊藤忠丸紅鉄鋼)が31秒03、S13でも辻内彩野(24=三菱商事)が27秒83の日本新を記録した。

大会は昨年11月に宮城県で開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期された。東京パラの代表選考は5月のジャパンパラ大会(横浜)で行われる。