今大会から単独競技となったスノーボードのスノーボードクロス男子下肢障害で成田緑夢(24=近畿医療専門学校)が銅メダルを獲得した。

 日本選手がスノーボードでメダルを取るのは初めて。今大会の日本勢のメダルは4つ目。

 成田は予選をトップのタイムで通過。予選上位の16選手が1対1で争う決勝トーナメントでも1回戦、準々決勝と順調に勝ち上がったが、準決勝は転倒して敗れた。3位決定戦は前回ソチ大会優勝のエバン・ストロング(米国)を破った。

 男子大腿(だいたい)障害で小栗大地(37=三進化学工業)は準々決勝で、2016年リオデジャネイロ夏季大会のパラ陸上走り幅跳び銀メダリスト、山本篤(35=新日本住設)は決勝トーナメント1回戦でそれぞれ敗退し、小栗は7位、山本は12位だった。

 ノルディックスキー距離の女子立位15キロ立位で出来島桃子(43=新発田市役所)は7位。男子立位20キロの川除大輝(17=日立ソリューションズJSC)は9位だった。