平昌パラリンピックの日本代表選手団が19日午後、成田空港着のチャーター機で帰国した。

 到着ロビーでは家族、競技団体や選手の所属先関係者らが選手名を書き込んだ垂れ幕などを掲げ、多くの乗降客とともに金3、銀4、銅3の10個のメダルを獲得した選手たちを出迎えた。

 帰国セレモニーで大日方邦子団長(45)は穏やかな笑顔を見せながら「たくさんの応援をいただいたおかげです。日本に帰ってこられてホッとしています」とあいさつした。

 アルペンスキー女子座位の村岡桃佳(21=早大)は、地元・埼玉県深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」の出迎えに表情を緩めた。金1、銀2、銅2と冬季1大会日本選手最多の5個のメダルを獲得し「メダルを持って帰れてうれしいです。平昌で得たものを糧にしてこれからも頑張りたい」と、さらなる成長を誓った。

 選手団は空港から都内のホテルに移動し、解団式に臨んだ。