女子日本代表のLS北見は、1次リーグ2戦目となるデンマーク戦を8-5で勝利し、連勝を飾った。

 先制したのは日本。第2エンドでスキップ藤沢の最終ショットが相手ストーンを外に動かし、日本の石を2つ残した。

 3点リードで迎えた第4エンドにデンマークに追いつかれ、第6エンドでは1点のリードを許す展開となったが、第7エンドに3点を入れて逆転に成功、第8エンドにも2点をスチールして終盤の強さを見せた。第9エンドにデンマークは1点を返したがギブアップして日本が連勝を飾った。

 前日14日の初戦では米国に10-5で勝利し幸先の良いスタートを切った。

 

 ◆カーリングのルール 1チーム4人で構成。1回の攻守はエンドと呼ばれ、10エンドまで実施。各エンドとも、2チーム交互に、1人2投ずつ行う。リード、セカンド、サード、スキップの順で投げる。

 攻守の順は、第1エンドはコイントスなどで決め、それ以降は、前のエンドで勝った方が先攻となる。得点なしの場合は、その前のエンドと同じ。

 各エンドで得点を獲得するのは片方のチームのみ。ハウスの中心に一番近いストーンを投げたチームが得点権利を得る。相手チームよりも中心に近いストーンが複数ある場合は、その数だけ得点になる。

 自チームのストーンの距離を伸ばしたり、方向を調整するために氷を掃く(スイーピング)ことができる。スキップは相手チームのストーンをスイーピングできるが、ハウスの中央を横切るライン(ティーライン)より後ろでしかできない。

 相手チームのストーンに自チームのストーンを当ててハウスからはじき出すことも可能だが、各チームのリードが投げ終わるまではフリーガードゾーンにあるストーンをプレーエリアから出してはいけない。