女子のLS北見は中国に敗れたものの、OARに10-5で快勝し、通算4勝1敗で2位につけた。

 スキップ復活で連敗阻止だ。女子のLS北見は、この日、2試合を戦い、最初の中国戦では6-7と、スキップ藤沢の不調で初黒星を喫した。しかし、2試合目のOAR戦では、藤沢が好ショットを連発。1勝1敗で、通算を4勝1敗とした。

 連敗を避けたい日本は、OAR戦の第7E。5-4リードで、不利な先攻だったが、藤沢のスーパーショットで、3点をスチール。「あのショットは大きかった。みんながつくってくれるから、私がうまくできる」と、中国戦の不調から見事に立ち直った。

 OAR戦での勝利で、06年トリノ、14年ソチオリンピックで挙げた日本女子最多の4勝に並んだ。次戦は、1日置いて、19日に古豪カナダ、現在負けなしで首位のスウェーデンとの対戦だ。いよいよ上位4チームが進出できる準決勝に向け正念場を迎える。藤沢は「コミュニケーションもいい。いい流れ」と、十分に手応えを感じていた。