フィギュアスケート男子で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の金メダル候補に挙げられている宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が7日、会場の江陵アイスアリーナで前日6日の現地入り後、初めて練習を行った。

 4回転ジャンプはトーループ、ループ、フリップの3種類を成功させ「練習はすごく良かったけれど、調子が良ければここから大体調子がいいときは落ちていったりするので、調子が落ちても無理に拒否せずに、それを受け入れて、調子が上がっていくように考えていきたい」と冷静に思いを語った。

 9日から団体戦が始まり、宇野も出場が決定的。国別対抗戦などの経験もあり「足を引っ張らないようにっていう気持ちもあるけれど、今回は思いっきりやって、少しでも貢献できるように頑張りたいと思いますし、その経験を個人戦に生かしたい」と意気込んだ。