5種類を操る「4回転キング」が驚異の復活劇を見せた。

 SP17位に沈んだ優勝候補チェン(米国)は、6本の4回転ジャンプに挑んで五輪史上初めて5本成功。「悲惨なSPを忘れて、楽しもうと努めた」と充実感に浸った。フリー最高の215・08点と自己ベストで5位まで押し上げた。同様にソチ五輪でSP16位から6位まで巻き返した浅田真央さんは、インスタグラムで「ネイサン! 最高の演技ができて良かった!!」とねぎらった。