フィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が“爆笑トーク”で大物ぶりを発揮した。18日は羽生とともに一夜明け会見に臨み、自分を飾らない発言を連発。オリンピック(五輪)メダリストで急上昇の注目度を物ともせず、19分15秒の会見を自然な姿で盛り上げた。以下おもなやりとり。

 -一夜明けた

 宇野 メダルをもらってからしばらくたちますが、変わらず五輪での2位にあまり実感はない。

 -メダリストとして見られることはどう感じる

 宇野 そんなに何も変わらないかなと思います。人と会う機会も、(普段は)リンクと家を移動するだけなので、あまりない。日常生活もあまり変わらないんじゃないかなと思います。

 -羽生に勝つことが目標で、今回は銀メダル

 宇野 僕はあんまり悔しいと思っていなくて、実力の差が結果に出たと思っています。追いかける立場っていうのはとても楽なんですけれど、いずれもう少し実力が近くなって僅差で競い合える選手になりたい。

 -羽生は今後どういう存在になっていくか

 宇野 あらためて(羽生が)トップっていうことを証明した試合だった。それを追いかけるということに変わりないと思います。