ショートダンス(SD)15位の村元哉中、クリス・リード組がフリー13位の97・22点を記録し、合計160・63点で日本勢過去最高に並ぶ15位に入った。カナダのバーチュー、モイヤー組が世界歴代最高206・07点で2大会ぶり金メダル。パパダキス、シゼロン組(フランス)は2位、韓国の閔(ミン)ユラ、ガメリン組は18位。

 結成3季目の村元、リード組が日本アイスダンスの歴史に肩を並べた。2つのリフトは最高のレベル4を獲得するなど、坂本龍一の曲を使い「桜」をテーマにしたプログラムを滑りきった。演技後は満足げに抱擁し、リードは「良かったです」とニッコリ。村元は「(満開に)出来たと思います」。22年北京五輪については「健康状態とかによるけれど、やるって決めたら絶対に来たい」と意欲を見せた。