12日の平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フリースタイルスキー男子モーグルの予選2回目から出場した遠藤尚(27=宮城・忍建設)の応援会が12日、遠藤が通う仙台市内の美容室で行われた。

 仙台随一の繁華街、一番町・国分町周辺にある美容室から約30人が声援を送った。決勝1回目で1位通過が決まり、ボルテージは最高潮に達した。しかし2回目に転倒し、無念の途中棄権。悲願だったメダルの夢が消えた瞬間、歓声はため息に変わった。開業した11年以来7年間、遠藤の専属ヘアスタイリストを務める菊地大さん(38)は「決勝の3回目、メダルまで行ってくれれば良かったけど、1位通過したときはいい顔だった」とねぎらった。