平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)の大会組織委員会の李熙範会長は24日の記者会見で、開会式が行われた9日に大会のシステムがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。一時的に公衆無線LAN「Wi-Fi」の使用に影響が出たとし「スポンサーと一緒に対応し、システムを復旧させた」と説明した。「サイバー攻撃はいつだって起こる。重要なのは予防していくことだ」と語った。

 入場券の売り上げが23日までに約107万枚に達し、目標とした106万8千枚をクリアした。今大会で使われた競技会場を、次回2022年北京五輪前に各国・地域の事前キャンプで活用してもらえるよう、国際オリンピック委員会(IOC)や国際競技連盟に働きかける考えも示した。