平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のアイスホッケー女子1次リーグで日本の初戦の相手となるスウェーデンが3日、試合会場などで午前と午後に練習した。ボルク監督は「けが人も病人もいない。いい状態」と手応えをのぞかせた。

 午後は、反則による数的有利や数的不利の状況を想定したプレーに時間を費やした。世界ランキング9位の日本に対し、スウェーデンは5位と格上だが、ボルク監督は「実際の力は僅差。われわれにとっても挑戦になる。非常に重要な試合」と10日の開幕戦を見据えた。

 父が日本人、母がスウェーデン人のGKミナツ・ムラセも練習に参加した。日本との対戦に「とても上手なチームなので試合が楽しみ」と話した。

 スウェーデンは4日に韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」との練習試合に臨む。