アイスホッケー女子日本代表は9日、スウェーデン戦を前に試合会場で最終調整した。

 当日に26歳の誕生日を迎える主将のFW大沢ちほは「誕生日とか関係なく、勝って次につなげたい。スタートから120%を出し切る。最初の5分にフォーカスしたい」とエンジン全開を宣言した。

 自国開催で初出場した98年長野から五輪では1勝も挙げられていない。メダルを目標に掲げるチームにとって、悲願の1勝を快進撃のきっかけにする構え。山中監督は「練習の雰囲気はいつもと同じ。初戦で多少は緊張するだろうが、相手も同じ。ベストゲームに近いものをやってほしい」と期待した。