世界ランキング1位の渡部暁斗(29=北野建設)が、2大会連続の銀メダルを獲得した。

 渡部暁斗は、前半飛躍で105・5メートルを飛んで123.7点をマークし3位につけた。トップのフランツヨゼフ・レーアル(オーストリア)と28秒差で後半距離(10キロ)に臨んだ。4キロ付近で先頭集団に追いついた渡部暁は、残り1kmで2番手に浮上。最後の急激な上り坂でフレンツェルのスパートについて行けず2位に終わった。

 日本勢は渡部善斗(26=北野建設)が12位、永井秀昭(34=ダイチ)が14位、山元豪(23=岐阜日野自動車)が33位だった。

 優勝はエリック・フレンツェル(29=ドイツ)が同種目2連覇を飾った。銅メダルはルーカス・クラプファー(32=オーストリア)。