ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)が18日、フライング世界選手権の会場となるドイツのオーベルストドルフで取材に応じ、平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)の日本選手団の旗手に決まったことについて「本当に光栄なこと。(ジャンプの)調子も上がってきたので気合を入れて旗を振りたい」と喜びを語った。

 前回ソチ五輪では日本選手団の主将を務め、ラージヒルで銀、団体で銅メダルに輝いた。ソチ大会終了直後に、既に平昌で旗手を務めたいとの希望を持っていたことを明かし「ガッツポーズです」と笑顔を見せた。

 葛西は平昌大会で冬季五輪史上最多8度目の出場となる。45歳の大ベテランは「また大役に選ばれてうれしい。記憶に残るオリンピックにしたい」と意気込んだ。