ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル(ヒルサイズ=HS142メートル)の出場選手が15日、決まり、日本は史上最多8度目の冬季五輪出場の葛西紀明、ノーマルヒル7位入賞の小林陵侑(ともに土屋ホーム)と、小林潤志郎(雪印メグミルク)竹内択(北野建設)が選ばれた。日本チームの斉藤智治監督が明らかにした。

 14、15日の公式練習の内容で伊東大貴(雪印メグミルク)が外れた。16日に予選があり、上位50人が17日の本戦に進む。

 15日の2度目の公式練習では、初めてラージヒルを飛んだ葛西が復調をアピール。2回目に138メートルを飛び、全体5位の得点をマークした。1回目は129・5メートルで20位、3回目は133メートルで14位。小林陵は1回目に131メートルで14位、竹内は3回目に130・5メートルで16位、小林潤は1回目に123・5メートルで18位、伊東は1回目に131メートルで17位となったのが最高だった。