ソチ五輪スノーボード女子パラレル大回転銀メダリストで平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)代表の竹内智香(34=広島ガス)が17日、平昌五輪に向けて出発前に羽田空港で取材に応じ「勝ちに行って良い滑りをすることが目標」と5大会連続の五輪に向けて意気込んだ。

 竹内は連日の日本選手のメダルラッシュをテレビで観ていたと言い、「オリンピックらしい盛り上がりがあって、私自身もスイッチが入っていく感情がある」と笑顔だった。つねにどの大会でも集大成だと思って戦っていると話し「最高の結果を出したいというのは(五輪だけでなく)どの大会も同じ」と語った。

 昨年末からアレルギーを発症し、体重も6キロ落ちたことについては「もうほぼすべて問題ない。体調がよくなるにつれてスノーボードの調子も上がって、4日から14日の阿寒湖での雪上練習でもいい練習ができた。今は戦える状態」と説明した。

 竹内は昨日、北海道内でミラーレスカメラを購入。「平昌に向けて買いました」と話し、新しいカメラとともに平昌五輪に向けて出発する。