平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)のスノーボード女子ビッグエア決勝に出場した岩渕麗楽(16)の出身地、岩手県一関市では岩渕の祖母や出身中学校の生徒ら約460人がパブリックビューイング会場で応援した。メダルを逃し4位に終わったが「感動をありがとう」と健闘をたたえた。

 会場では、出身中学の応援団鈴木幹大さん(14)の「フレーフレー、麗楽!」の掛け声で会場が一体に。大型スクリーンに向かって声援を送り、スティックバルーンを打ち鳴らした。

 岩渕の祖母裕子さん(69)は「一生懸命やったと思う。お疲れさまと声を掛けたい」とねぎらった。中学時代の担任だった久保謙一郎さん(48)は「果敢に大技に挑戦する姿に感動した。初出場で4位は立派な結果だ」とたたえた。