平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)のスノーボード女子ビッグエア決勝に挑んだ鬼塚雅(19)の出身地・熊本市では22日、母校の私立ルーテル学院高の関係者と共に、親族らがテレビ中継を見守った。メダルには手が届かなかったが「全力を出し切った。よく頑張った」とたたえた。

 同高に隣接するルーテル学院大の礼拝堂で、親族や在校生ら約120人が、大スクリーンを前に熱い声援を送った。鬼塚のいとこ水上英利夏さん(18)は「高難度の技に挑み素晴らしかった。雅ちゃんは若い。まだまだこれから」とねぎらい、4年後の北京冬季五輪への再挑戦に期待した。